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荒川 和夫; 中村 義輝; 横田 渉; 奈良 孝幸; 上松 敬; 奥村 進; 石堀 郁夫; 福田 光宏
JAERI-Conf 95-021, 0, p.32 - 34, 1995/10
JAERI-AVFサイクロトロンは、ファーストビームの加速以来、10000時間以上にわたって各種のビームを研究利用に提供してきた。これまで加速したイオン種についての入射効率、引き出し効率および輸送効率と加速モードの関係について述べる。また、イオン入射系のPチョッパーと外部ビーム輸送系のSチョッパーを組み合わせた単一パルスの生成実験、ビームエネルギーの絶対値測定実験、およびECRイオン源による金属イオンの生成実験結果等を含めて、サイクロトロンの現状について報告する。
西村 昭彦; 大場 弘則; 小倉 浩一; 柴田 猛順
Opt. Commun., 110, p.561 - 564, 1994/00
被引用回数:11 パーセンタイル:58.7(Optics)電子ビーム加熱により生成したガドリニウム原子ビームを用いて、レーザー光吸収法によりガドリニウムの振動子強度の絶対値を測定した。測定した遷移は6つである。既往の報告にも、これらの遷移について述べたものがあるが、それらの値はここで得られた値より1/2~1/3小さい。本方法は蒸気圧の低い元素の振動子強度の測定に効果的な方法である。
西村 昭彦; 大場 弘則; 小倉 浩一; 柴田 猛順
Atomic Collision Research in Japan, No.18, 0, p.78 - 79, 1992/00
電子ビーム加熱で生成させたガドリニウム原子ビームを利用して、レーザー吸収分光法によりガドリニウム原子の振動子強度の絶対値測定を行なった。原子ビームの生成には偏向型電子銃を用いた。光源にはリングダイレーザーを使用した。原子ビームフラックスは水晶振動子膜厚計でモニターした。振動子強度の絶対値を決定するためには、光吸収領域での準安定準位密度が重要であるため、原子ビーム速度をレーザードップラーシフト法により測定し、原子励起温度をパルスレーザーにより飽和させた共通の励起準位からのイオンスペクトルの強度比より求めた。